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自分の思考の思い出作りに、いい加減で書いています。アナタの何かになれば幸いです(^^

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寿司対決に持ち込もう [ブログ上の空論]

「小僧寿し」や「京樽」…… 不振の続く「持ち帰り寿司」に未来はあるのか?
- ネタりか  http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140910-00000004-allabout


小僧寿しなど、持ち帰り寿司チェーンの業績が悪いようです。
その理由として、記事では、回転寿司やコンビニの台頭を上げています。

たぶん、その一因は大きいでしょう。
でもね、本当は違うと思うんです。

だって、回転寿司やコンビニ寿司は『お寿司じゃない』もの。


暖かいシャリ、独特な味付けと独特なメニュー。
回転寿司もコンビニ寿司も、よく食べますが、それはお寿司というより、
「回転寿司」であり「コンビニ寿司」という感覚です。

それらを美味しくいただいていると、寿司とはそんな味だと思ってしまいます。
でも、寿司本来の味とは、実は程遠いものです。

そのことに気づかせてくれるのが「持ち帰り寿司」です。

シャリは当然冷えていて、ちゃんと酢飯を使っています。
何時間置いても悪くならない加工をしないで、
作り立ての、みずみずしいネタを味わえます。

そりゃ、ちゃんとした「お寿司屋さん」から比べたら、味は劣りますが、
お寿司屋さんからの本流の末端に、持ち帰り寿司はちゃん位置している感じがあります。
回転寿司やコンビニ寿司とは、明らかに流れが違います。


つまりです。
持ち帰り寿司の業績が悪くなった原因が回転寿司やコンビニ寿司なのだとしたら、
持ち帰り寿司は「戦わなくてイイ相手と戦って、苦戦している」
ということになるのではないでしょうか?

回転寿司やコンビニより、楽しさがない、立地が悪い、
などとレッテルを貼られてしまっていますが、それはその筈で、
流れ違う相手の得意なところと比べられているんですから当然です。

本来、持ち帰り寿司が比べられる相手は、
本流の「ちゃんとしたお寿司屋さん」だったハズです。

本来の相手の方をちゃんと向きましょう。
ちゃんとしたお寿司屋さんより、安く、手軽で、立地もイイ。
勝てるところはいっぱいあるハズです。

もっとちゃんとしたお寿司屋さんを意識した展開をしてみましょう。
高級感のあるパッケージに変えてみたり、
ちょっと高級な食材のメニューを作ってみたり、などです。

家族で気軽に食べるなら回転寿司。
小腹がすいたら食べるのがコンビニ寿司。

どこか訪問するとき、ちょっと見栄を張りたいとき、
ちょっとでも、おいしい寿司が食べたいとき、

安ぽくなくちょっと高級感はあるけど、敷居がうんと低い、
ちゃんとしたお寿司屋さんと回転寿司・コンビニ寿司の中間の辺り、

そんな受け皿として、持ち帰り寿司は存在できるのではないでしょうか?
そこをターゲットに、戦略を練り直してみていかがでしょうか。


いやね、実家に帰るのに、回転寿司じゃ味気ないし、かといって寿司屋じゃ値が張るし…
そんなことが、よくあるので、そうなってくれればなぁ、と期待を込めて。


以上です[わーい(嬉しい顔)]



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企業も市民も大いに献金すればいい [ブログ上の空論]

<政治献金>安倍政権歓迎の意向 野党からは批判の声(毎日新聞)
- Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140908-00000118-mai-pol


とにかく、日本人は「金と食」にはうるさいですよね。

政治に金がかかるのは当然のことなんだから、政党であれ、個人であれ、
いや、特に議員1人1人に、お金を持ってる人はどんどん献金すればイイと思う。

確かに、そうすると金を持っている者の意見ばかりが通る世の中になると思います。

でも、この国は民主主義の国です。
主権者は国民です。
そして同時に国民は、消費者でもあります。

例えば、特定のお金持ちだけを優遇している議員がいたら、
国民が主権者権限で議員にしなければいいんです。

例えば、自分たちの利益なる都合のいいことばかりを議員にやらせている企業があれば、
その企業の作っている商品、サービスなどを国民が消費者の権限として拒否すればいいんです。

それだけの話です。
実に簡単。


ただし、この簡単なことを実現するのには、
2つの「こと」がセットになっていなければなりません。

1つ目は、情報公開をすることです。
誰に献金したか。誰から献金を貰ったか。
1円単位での発表が必要です。
そんなの、先進国の企業や議員なら、当然の情報公開です。
重い罰則付きの法律を作ってから、ドンドン金脈政治に走ってください。

もう1つのことの方が厄介です。

それは「国民がもっと賢くなる」ということです。

今のように、政治に無関心な国民では、到底実現不可能です。
政治に興味もなく、当然、選挙にもいかない。
今の生活も将来の生活も老後の生活も、全部苦しそうなのに、

それは政治が悪いからだということに気づかない。
自分たちの生活に政治が直結していることにも気づかない。
そして政治を良くするのは、自分たち1人1人なんだということにも、
まったく気づいていない。

そんな国民が多い今の日本では、到底実現は不可能でしょう。


でも、私は思うんです。
ここ十年くらいの政治のひどさは、議員1人1人に力が無くなっていることが
原因ではないかと。

人間の世の中で、一番手っ取り早い力は「お金」です。

議員1人1人にお金を堂々と渡すこともできず、もらうこともできない現状は、
議員の力を奪っていることと同じです。
しかも悪いことに、現在は政党にはお金が入ってきて、
政党から議員にお金(力)の配分がされています。

つまり、議員1人1人は力を奪われて、逆に政党には力が集まります。
これでは議員たちは自分たちの力では戦えません。
戦う意思があっても、弱弱しい力では、絶大なる政党の力に太刀打ちできません。

しかも、これから議員になろうという者にとっては大きな問題です。
自分では力を集めることができず、政党からのおこぼれを頂戴しなければいけません。
そんな状態で、自分の意志で戦うことなんてできません。

「みんな、オラに元気を分けてくれ!!」

企業からの個人献金が認められたなら、例えば大企業はお偉い先生がたに
献金をするかもしれませんが、急成長したベンチャー企業の社長なら、
これから立候補する若い議員に、大金を献金するかもしれません。
この若い議員は、このお金を力に変えて、議会に打って出ることができます。

献金を自由にすることは、議員1人1人に力を持たすことができ、
それは多様性を生むことに繋がります。

議員に多様性が生まれれば、新しい思想や発想が生まれやすくなります。
加えて、多様性があればあるほど、予定調和が崩れ、やるかやられるか、
絶えず緊張感のある議会運営がされる効果も期待できます。

現状の制度のままでは、喜ぶのは政治基盤のしっかりしたベテラン議員と、
二世・三世議員ばかりです。
それでは、新しい風を議会に巻き起こすことなんて、とても難しいでしょう。
ベテラン議員や二世・三世議員では、しがらみが多く、
お互いのいい具合のところで安定し、そこで予定調和が生まれてしまいます。

すると、議員と議会は、誰かがボケると、オイオイオイと皆が立ち上がり、
皆で同じような文句を言う予定調和のとれたテレビのバラエティ番組の
雛壇芸人と同じになってしまいます。

議会に大切なことは、予定調和を崩すこと、そして、予定調和を作り難くすること。
多種多様な意見が交わされてその中でいい感じの方向に進んで行く、
それには現状を変える新しい風を送り込まなければなりません。
新しい風を送り込む為には、新しい議員が必要です。

新しい議員に力を与える為にも、条件が整わなくてもいいから、
とりあえず、献金の現状を見直すことが大切だと思います。


そして、願わくば、テレビのバラエティにも新しい風を吹き込んでくれる
誰かが現れてくれることを期待します。


以上です[わーい(嬉しい顔)]


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愛で地球を救ってみよう [ブログ上の空論]

24時間テレビって24時間やる必要あるの?:
http://youtu.be/DqOxfiwiLVg?list=UUNqbJ7zpxAxC2BxPx-xmx6g
@YouTubeさんから


日テレ24時間テレビ、上から目線で障害者を利用し、無理矢理つくられた“キセキ”に疑問(Business Journal) - Y!ニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140902-00010000-bjournal-ent


「24時間テレビ」直後の関ジャニ∞がTOKIOに感謝!(webザテレビジョン) - Y!ニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140831-00000017-the_tv-ent


24時間テレビ「ジャニーズ錦戸起用」に抗議(東スポWeb) - Y!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140902-00000003-tospoweb-ent



いろいろな意見があるでしょうが、私はそれでもやった方がイイと思います。

個別にはツッコミたいところが多々あります。
例えば昨年、悪天候の山の上で、中継の為に雨にさらされている小学生など見ると、
虐待だとか、青少年育成条例だとか、もっとまじめに考えた方がイイと思ったりします。

上の記事にもありますが、フィギュアスケートの羽生選手のコーナーなんて、
あのアイスショーがいかにスゴイか、感動的なものかを、
VTRやワイプの表情などで、一生懸命作り上げようというのが見え見えで、
とても切なくなりました。
そんなに雰囲気を作らなくても、羽生君のスケートはいつだって感動的なのに、です。

また、パーソナリティに犯罪の疑いがかけられている人が加わっていて、
批判にさらされているようですが、例えば彼が犯罪者だとして、
チャリティー番組に笑顔で出演することに、いったい、なんの問題があるというのでしょう。

『チャリティー番組だから、ギャラはもらうな』とか、
『スポンサーは製作費をテレビ局に払うなら、その分寄付に回せ』
などと言う意見もありますが、私はその批判は違うと思います。

チャリティー番組からギャラをもらえるようなスゴイ人が、お金頂戴、
って言うから膨大な寄付金が集まり、そんなスゴイ人が拘わる企画だから、
お金を出すスポンサーいることは誰でも理解できるハズです。

お金が動けば、直接的にも間接的にも、恩恵を受ける人がいます。
障がいを持っているとか関係なく、誰かの訳には立つハズです。
そうした経済活動が日本国内で行われていることは、日本人としてはイイことです。

そもそも、こんな番組をやり続けている日本テレビもスゴイと思います。
毎年、いろんなことを思わせてくれたり、気づかせてくれます。

終戦記念日が近づくにつれ、日本人なら、どんな人でも戦争のことを少しは意識します。
この番組があることで、日本人なら、容赦なくチャリティーについて意識させられます。

どちらも、毎年その時期が来るから意識するのです。
そして、どちらも忘れたらダメなことです。

そのことだけでも、この番組は「やる価値がある」と私は思います。


願わくば、本当の意味でのチャリティー番組が、
他局でもいいので継続して放送されるようになるといいなぁ~、と思います。


以上です[わーい(嬉しい顔)]

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スマート家電で電気代をタダにしよう計画!? [ブログ上の空論]

当ブログのマイカテゴリー

[次項有]『ブログ上の空論』
http://teckeys.blog.so-net.ne.jp/archive/c2304248434-1

では、いつも夢物語をつらつらと綴っています。
そして、企業に対して夢物語のような提案も勝手にやっています。

さて、今回ネタにされる企業は・・・

赤字が続き、再建途中の家電メーカー「パナソニック」です。
リストラなど暗い話題が多い中、ちょっと明るい話題を見つけました。
コレがスゴイんです。
ビックビジネスなんです。
コレを充実させれば、業績回復はおろか、日本経済をも立て直してしまうのではないかと言う代物なんです。

パナソニックが最近売り出している「スマート家電」は、そんな破壊力を秘めています。


[次項有]『パナソニックスマート家電』
http://panasonic.jp/pss/


かいつまんで言うと「スマホで家電を動かせる」と言うものです。
スゴイ代物だけに、白物家電が中心ですが、テヘ[るんるん]
スマホを使ってエアコンのスイッチを入れたり、毎日、同じ設定でご飯を炊くように予約できたりします。

これだけ聴くと「ふ~ん」と言う感じですが、こんな記事があると、その発展性が想像できます。


[次項有]スマート家電の真価は顧客利用実態の把握、パナソニックが進める分析の一端が明らかに
http://business.nikkeibp.co.jp/article/bigdata/20140225/260228/

スマホで家電を動かす為にはパナソニックに会員登録をしなければなりません。
つまりパナソニックには「どんな会員が、とんな家電を、どんな時間に、どのように利用したか」といったデータが集まって来て、新たなビジネスモデルになりそう、と言うのです。

コレはコレは明るい話題です。
そして、業績の回復はおろか、日本経済まで立て直してしまうかもしれません。
本当にそんなことが可能なのでしょうか?

実は、ある条件をクリアすると、それができちゃうんです。


スマホで家電を動かす、って一見するとあまりメリットが感じられません。
ましてや個人データをメーカーに取られるなんて、まっぴらご免だ、と言う人も多いでしょう。
そんな余計な機能が付いている製品より、安いお手軽製品を買うよ、という声が聴こえてきそうです。

パナソニックには膨大なデータが集まってきます。と書きましたが、それも会員数が増えなければ膨大にはなりません。

そこでです。

パナソニックには、是非、あることを実現していただきましょう。


『Tポイントとの連動』です。


スマート家電を使うたびにTポイントがもらえるとなったら、こりゃぁ気になるゾ、となる人がいっぱいいることでしょう。
なぜなら、Tポイントの会員数は日本の人口のおよそ三割、4000万人を超えており、6万件を超える店舗で使用することができるんですから、そりゃぁ気になります。
ちなみに、TポイントでなくライバルのPONTAでも気になる人は大勢いると思いますが、とりあえず、ここではTポイントで話を進めます。

家電を使わない日なんて、今の世の中殆どありません。
どうせ使うのなら、Tポイントがもらえた方が絶対にお得です。
ポイントをもらいたい人は、スマート家電会員になってしまうでしょう。
いや、その前に、どうせ家電を買うなら「Tポイントがもらえるパナソニックのスマート家電をください」と指名買いする人も増えることでしょう。

スマート家電が売れてパナソニックにとっては、とってもオイシイ話ですが、なにもパナソニックだけがオイシイ思いをする話ではありません。
Tポイントを運営している会社「CCC」も得します。
CCCと言えば、レンタルでお馴染「ツタヤ」を運営する会社です。
かるちゅ、まで入力すれば、変換候補に出ててくる正式名は「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」です。

CCCが受けるオイシイ部分とは、今までとは違うデータが収集できる、と言う点です。

CCCは会員がTポイント加盟店で、レンタルや購入した物の商品や時間、サービスを受けた内容といったデータを集めています。
会員はそのデータを提供する見返りにTポイントをもらえる訳ですが、集められた膨大なデータを、CCCは個人が特定できないような形で、企業などに売り、買った企業は商品開発や販売促進などに利用しています。

現状でのTポイントは何かを買ったり、何かを借りたり、といった購買の環境下でのデータ、つまり、外出した先での「消費情報」が主です。
買った後、その商品がどのように使われたか、つまり、家にいる時の「生活情報」は得られていません。

そこで登場するのが「スマート家電」です。
家の中の情報も集めることができるようになれば、買ったもの、借りたものがどのように使われたかまでが分かってしまいます。

まさに、そのデータは、1つの商品の購入から最終消費までの詳細な情報です。


このように、スマート家電とTポイントを組み合わせれば、パナソニックとしては会員数を増やすことができ商品も売れます。CCCにしてみれば得られる情報が広がり、この2社の提携は、とっても大きな、まさに「超ビックデータ」となり、ビックビジネスへと展開していきます。

どれだけビックか、分かりやすい例を1つあげましょう。

例えばテレビです。

パナソニックはスマート家電の機能を使って、会員がどんなテレビ番組を見ているかの情報も取ることができるでしょう。
これは何を意味するかと言えば、そうです、リアルな視聴率を取ることができるということです。
しかも、会員情報がありますから、視聴者がどんな人かが分かります。
これは「視聴者の人となりが分かるリアルな視聴率」です。
さらに、その人がどのような消費行動をしているかもTポイントのデータで知ることができてしまいます。

リアルな視聴率、視聴者の生活情報と消費情報。
パナソニックとCCCが組めば、このセットを企業などに提供することができるのです。

このセットを得た企業は、まるでネットに広告を出すときのようなピンポイントの販促活動が可能になります。
しかも、全盛期は過ぎたとは言え、圧倒的な影響力を保持するテレビの放送という媒体を使ってできるのです。

スポンサーが増えれば、テレビ局は安泰です。
テレビ局が安定して、リアルな視聴率を基にイイ番組を放送するようになれば、視聴者も増え、家電としてのテレビの価値は再び上がるかもしれません。

これは1つの例に過ぎません。
広がりは多岐にわたってもっともっと無限にあるハズです。


さらに、パナソニックとして嬉しいことがあります。
この超ビックデータを使ったサービスは、スマート家電が無ければ実現しません。
と、言うことは従来どおり、良い家電を作って売るといった今までの資産を生かしながら新ビジネスが展開できるのです。
従業員、引いては、家電量販店などの流通網など、今までのパナソニックが長年培ってきたものを変えることなく活用することができます。


さて、そろそろまとめます。
パナソニックにCCC、そして、テレビ局に家電量販店。
そして、この超ビックデータを手に入れた企業。
このブログだけでも、このサービスに拘わってオイシイ思いをするところが、これだけ出てきました。
実際は、もっともっと大勢を、オイシイ渦に巻き込んでしまうと思われます。

そのオイシイ渦が日本全体を巻き込めば、日本経済を立て直すことも可能だという気分に、だんだんなってきませんか?
景気は気から、です。

そして、この夢物語は、企業にだけメリットがある訳ではありません。
情報を提供する会員にもメリットはあります。
「便利なスマート家電を利用できる」ということと「Tポイントを使って買い物ができる」ということです。


「スマート家電を使って、かかった電気代を、スマート家電を使って貯めたTポイントで支払っちゃいましょう」


と言うのが、最終目標です。

景気も上向き、電気代が、タダになる国、ニッポン!!


と言うわけで、スマート家電で電気代をタダにするという夢物語を書いてみました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。


以上です。
おつかれさまでした。[わーい(嬉しい顔)]
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正社員という魅力的な幻想~その2~ [ブログ上の空論]

さて、昨日の続きです。

昨日書いたようなことを思っている人はとても多いと思います。

でも、なぜかいつまでたっても正規社員と非正規社員という明らかに労働者を差別するような制度が無くなりません。
それどころか、昨日紹介した通り国の政策も正社員制度ありきのものばかりです。

話は変わりますが、労働問題を語る上で重要な役割を担っているのはどんな人たちでしょう。


国の政策の殆どは、労働問題に限らず官僚と呼ばれる方たちが作ります。
国民に選ばれた議員さんたちが本当は作らないといけませんが、なぜか国家公務員の皆さんが作っています。

国の政策、特に労働者の政策に大きな影響を与えるのが、経済界の皆さん。それと労働組合の皆さんです。
丁度今の時期、労使交渉に向けてニュースなどでも話題になります。

そして、それらの情報を流して、私たち庶民に報せてくれるのがマスコミの皆さんです。


さて、これらの方々の共通点は何でしょう。

国家公務員になるには年齢制限があります。若い時に官僚になり年月をかけて重要なポストに就きます。

労働者の代表、組合の皆さんは、大企業に勤務する方々が殆どです。
そしてキャリアを積んで組合の重要なポストに就きます。

マスコミは、もはや説明のいらないほど、有名大学を新卒で就職した人ばかりです。
そして実績を積んで、重要なポストに・・・。


ハイ、その通りです。
この方々の共通点、それは「正規雇用」の方々です。
しかもたちが悪いことに、非正規で雇用されたことが殆ど無い人たちばかりです。
さらにさらに、重要なポストに就いている人は、正規雇用に何十年も浸かった人たちです。


この人たちが自分たちの保身の為に正社員の制度を守っている、と、私は言う気はありません。

本気になって労働問題をいい方向に進めようと議論し考えてくれている、と願っています。


でも、それには限界があります。

正規雇用が「当然」と言うか「当たり前」と言うか「普通に」とでも言いましょうか、正規雇用が空気のような存在の中で生活して来た人に、差別意識なんていうものが芽生えるハズが無いと思うのです。

いや、中には芽生えている人もいるでしょう。

でも考えてもみてください、彼ら彼女らの大半は、非正規から正社員に上り詰めたわけでもなく、物凄い貧乏を味わってから、正社員という地位を掴み取った人でもありません。
学生を終えて、その組織に入り、ずっと生活して来た人です。

例え話をしましょう。

先進国で生まれ育った私たちが、貧しい国で生まれた人の生活を豊かにする為にはどうしたらいいだろう、と、考えるとします。

そんな時、我々は、どうしたら貧しい国の人たちが我々と同じような豊かな生活をおくれるようになるか、と一所懸命に考えてしまいます。

決して、自分たちの豊かさを貧しい国の人に分けてあげて、中間の辺りの生活レベルにお互いがなるようにしましょう、という発想にはなりません。

どうしたって、自分たちは豊かな生活は変えずに、貧しい国の人の生活を引き上げようとしてしまいまします。
そりゃそうです。
考えているのは、貧しい国の人の生活を豊かにすること、なのですから。

これと同じようなことです。
正規雇用の生活が長い彼ら彼女らが、一所懸命に労働問題を考えても、自分たちの生活レベルに近づけるためにはどうすればいいのか、という考え方が支流になってしまうでしょう。

ですから、正社員が遠のく、とか、税金を投入してでも正社員を推奨するというような発想にしかならないのだと思います。

日本の労働政策に拘わる重要な人たちが、そのような方々なのですから、この国から正規・非正規という労働者階級制度が無くなることは難しいんだろうなぁ~、

と私は考えています。


唯一、変えられる方法はがあります。

政治の力です。

政治家の力、とでも言い換えられますが・・・、

その話をすると、また長くなるので、続きはまた後日。
明日じゃないんかいヽ(-。-)ピシッ


最後に付けたしますと、もしかすると、労働組合と労使交渉をする相手、労働者と相対する立場にいる「経営者」側の方が、幾多の困難を乗り越えている人もいるだけに、差別を受けている労働者の気持ちが分かる人が多いかもしれません・・・。
皮肉な世の中ですね・・・。


以上です[わーい(嬉しい顔)]


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正社員という魅力的な幻想~その1~ [ブログ上の空論]

二日連続でこんな記事が配信されていました。


[次項有]<雇用政策の見直し>正社員 遠のく懸念(毎日新聞) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140202-00000008-mai-bus_all
毎日新聞 2月2日(日)10時33分配信


[次項有]「正社員前提」の派遣に助成金…若者の雇用改善(読売新聞) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140203-00000665-yom-soci
読売新聞 2月3日(月)14時50分配信


雇用政策の記事です。
いろいろと、アイディアを出しているのですが、どうも私は納得がいきません。

「正社員 遠のく懸念」「正社員前提の派遣に助成金」

この二つの記事、正社員になれないことを問題にし、正社員になることを推奨しています。

日本の労働者の多くは正社員になりたがっています。
当たり前の話ですよね。

正社員なら、基本ずっと雇用してもらえるし、給料は高いし、教育は受けられるし、退職金は出るし、出世もできる。

正社員になれず、非正規の社員だったら、上記の殆どは望むことができません。
こんな雲泥の差があるのですから、そりゃぁ条件のイイ正社員になることに憧れるはずです。


でもです。


例えば日本の労働者のすべてが正社員になった場合、日本にある企業たちは、そんな夢のような給料と手当てを払うことができると思いますか?

それができるなら、これほど問題になっているのですから、今すぐにでも安い賃金で大量に雇用している非正規社員を正社員にする企業がどんどん出て来てもいいはずです。

でも、そんなことは誰が考えても無理なのは分かっています。

無理なのに、政府は助成金まで付けて正社員を増やそうとしています。

正社員の給料の総額が現在と変わらないで正社員の数だけ増えたら、分かち合う人数が多くなるのですから、1人の正社員がもらえる給料は当然減ってしまいます。
それでいて、正社員としての責任は負わされるとしたら、そんな状態でも、正社員になれた方が幸せなのでしょうか?


また、正社員になりたいとは思っていない人もいます。
パートタイムとして扶養内で働きたい人や、当面の生活費を稼ぎたいだけの人。
1つの企業に縛られないで、自由な働き方をしたい人、など。

この人たちは日本では「我儘な怠け者」のような扱いを受けますが、実際は自分たちの働きやす働き方をしようとしているだけです。
それなのに、日本ではこの人たちを非正規社員と呼び、その働き方を選んだお前たちが悪いとばかりに、安い賃金で労働させています。


コレっておかしくないですか?


ちょっとまとめますと、

1:正社員が増えて行けば、1人当たりもらえる給料が減ってしまいます
2:働き方を選択しようとすると、安い賃金で働かされてしまいます


これでは、今の国がやろうとしている政策を実行していくと、行き着くところは実は同じで、正規も非正規も、みんな仲良く安給料で働かされてしまうことになってしまいます。


なぜこんなことになるのか。
正規の社員、というだけで、報酬を多くもらっている人がいる現状をそのままにして政策を考えているからです。

本来は「同一労働、同一賃金」が基本です。

お父さんの肩を同じだけもんだ双子の兄弟に、1人は100円、1人には50円あげたら少ない方は怒ります。
そんなの基本ですよね。


そもそも正社員と非正規の社員の分け方は、本来、無期雇用か有期雇用の違いだけのはずです。
雇用の期限が違うだけで、給料に差が出るのはあまりにも不自然です。

当然、長く働いている人の方が、仕事の経験が長いですから、昨日入ってきた社員と同じ給料では、問題があります。
その場合は、勤続年数やどれだけ仕事ができるかのレベルに応じて給料に差を付ければいいはずです。

社員教育をみっちりして、将来、管理職として会社を切り盛りしてもらいたい、だから正社員で採用する、なんてことが当然のように言われますが、だからと言って、同じような仕事をしている労働者に、正規と非正規で給料や手当、または昇給の有り無しなどの「差」をつけるのはおかしな話です。
本来なら、管理職を目指したい人は、管理職を目指す教育を受ける替りに、それなりの契約を交わせばいいはずです。
例えば、簡単に退職できないようにしたり、企業の秘密を外に漏らさないようにする契約です。
その上で賃金ついても高目の契約にすればいいのです。


つまり、


1:同一労働、同一賃金

     +

2:勤続年数や経験により手当

     +

3:管理職を目指す場合の賃金体系やそれに伴う重責について個別に契約


全ての労働者に対して、このようにするのが、まっとうなことだと、私は思うのです。

こうすれば、全員1から同じ条件でスタートして、自分の考えで、1にとどまったり2や3に進んだりできます。

つまり正規・非正規、という雇用の分け方ではなく、同じ条件下で労働者個人個人の希望で、働ける環境を作ればいいと思うのです。

これをせずに、正規社員と非正規社員という階級で労働者を差別している状態では、どんな立派な政策でも、小手先が変化しただけで、雇用問題は絶対に良くなるはずがありません。


「そんなことはない、戦後はみんな正社員でうまくいってたではないか」


と言う人がいそうですが、それなら、その時代の正社員たちがどれほど安くこき使われていたか、自分で調べてみるといいと思います。
休みもなく、プライベートもなく、倫理もなく、道徳もなく働いていたはずです。

当時は敗戦からの復興もあったので、それでも庶民は幸せだったのでしょうが、一度豊かさを知った現在、果たして、あの頃の労働環境に耐えることができるものなのか、自分自身に問いかけてみてください。



さて、私の記事はいつもつまらない上に長すぎるから、最後まで読めない、という意見をよく耳にしますので、続きはまた明日にでも・・・。

よろしかったら読みに来てください。
気が向いたら書きます(^^


今日のところは、

以上です[わーい(嬉しい顔)]


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食卓にマックのハンバーガー [ブログ上の空論]

はい、勝手にマクドナルド再建案の第4弾です(^^

はい、誰も期待していないのは分かっています。

はい、趣味の領域です。


さて、価格やメニューなどを書いてきましたが、今回は、ちょっと違ったアプローチをしたいと思います。

ちょっと前ですが、こんな記事を目にしました。

[次項有]苦境のマック、なぜ主要客・ファミリー層の“心”は離れた?客数減の理由を店舗から考える Business Journal 1月2日(木)7時7分配信

最近のマックは店内がお客さんでいっぱい、でも、以前のようにサッと食べてサッと帰り、次の客が来てサッと食べてサッと帰り、ではなく、パソコンで仕事をしたり、何人かで来て長話をしたり、長時間居座る人が多くなったそうです。
これ、新しく始めたマックカフェの影響。

店内の席が埋まってしまっていては、店内で食べることを目当てにして来た人は、仕方なく他へ行ってしまいます。
その中にはファミリー層もいて、マックの子供の頃から味を覚えさせる戦略ができなくなってしまいます。

こりゃイイこと無い、ッスね、
といった内容の記事です。

要約では内容が薄いので、ぜひ記事本文も読んでください。


そこでです。
私は考えました。

「店内で食べる人にはそれなりの負担をしてもらいましょう」

題して『食卓にマックのハンバーガー』計画です。


先ほどの記事は、都市部での定点観測のお話です。
私は地方都市に住んでいますが、私の感覚ですと、地方では圧倒的にドライブスルーを使用しています。
店内で食べている人は、殆どが都市部と同じように長時間くつろいでいるお客さんです。
でも都市部と違うのは、店内は空いていることの方が多いということです。

地方ではドライブスルーを利用する人が多いのに、なぜ都市部では店内で食べる人が多いのでしょう?

都市部では歩く人が多いので、ドライブスルーは使えませんし、マクドも駅のそばなどにあるので、車を通すような敷地なんて用意できないから仕方がないでしょう。
歩いている訳ですから、どうせなら店内で座ってゆっくり食べたいと思うのも当然のことです。

でも、これを違った角度から見てみましょう。

都市部のマックはドライブスルーも作れないような一等地にあります。
それは車を使わなくても行けるような、徒歩何分の駅チカ物件です。

その一等地の一角に置かれたテーブルと椅子を長時間占拠しているということは、とても贅沢なことです。
しかもエアコンを付けイイ感じな照明と音楽もある快適空間にして、仕事に利用してもらうという大盤振る舞いをしていては、マクドの儲けが少なくなるのは当然です。


そこで、店内で食べているお客さんに金銭的な負担をしてもらおうと考えたのですが、だからと言ってテーブルを有料にしては「またマック値上げかぁ」と言われてしまいます。

そこで、そこで、発想の転換です。

ハイ、勘のイイ方はもうお分かりですね。


『テイクアウトのお客様は、合計金額から10%引きにします』


というサービスを始めましょう。
宅配ピザ屋さんのアレですね。


店内のテーブル席に行けるのはトレイに商品を乗せている人だけ。つまり値引きしていない金額を払ったお客様です。
これなら店内で食べるお客様は金銭的に負担をしてもらってることになります。

ちょっとでも値段が安い方がイイという人は、都市部でも、わざわざテイクアウトにして街中にある公園や駅前のベンチなどで食べることを選ぶでしょう。
または、安さの為なら、自宅や仕事場へ持ち帰って食べることもするでしょう。
その時は、ゴミも一緒に持って帰ってくれるので、マクドはゴミを処分するコストも減らせます。

店内を利用する人が減れば、片付けやトイレの掃除なども軽減され、従業員の負担も大幅に減るでしょう。

テイクアウトやドライブスルーですと、袋に入れたり、ドライブスルー用の大掛かりな装置が必要なのでそれなりにコストがかかりますが、一等地に居座られることを考えたら安いハズです。


さらに、このサービス、コストや手間よりもスゴイ付加価値が隠れているのです。
年末など、特別な時にこんなことができます。


『今なら、テイクアウト倍の20%引き!! 31日まで』


安さを求めてマックに行く私などにとっては大はしゃぎな出来事です。
間違いなく31日までにウキウキで買いに行きます。

しかも、このサービスは商品の価格を変動させている訳では無いというのが味噌です。
最近のマクドの迷走は、頻繁に変わる商品の価格に表れています。
個別の商品の価格なんて、本来は何年も変わらないものです。
しかし、マックはコロコロ変えてしまいます。
それは商品価値を変動させていることであり、売れていたものが売れなくなることに繋がるリスクを伴います。
とは言え、繁忙期などには価格を変えたいところです。

そこで価格を変えるのは商品ではなく「テイクアウト値引き」というサービスの部分で変えるのです。
これなら商品の価値を変えることなく、戦略的に値引きができちゃいます。

この武器を持つということは、経営の面ではとても大きいと思います。

さらに想像を広げましょう。
テイクアウトが安いとなれば「安い」という魅力的な言葉に敏感に反応してしまう方たちがいます。

奥さま方。
お母さま方と言い換えてもいいかも知れません。

彼女たちがテイクアウトが安いから、と持ち帰ったその商品は誰のものでしょう?

自分のもの・・・、結構でしょう。

でも、家族のために、という商品もあるハズです。
お腹を空かして帰ってくる子供たちの為に、マクドのハンバーガーを買って帰るハズです。
パパさんの分も買うでしょう。
合計金額からの割引ですから多い方が得した気分になりますからね。

すると、晩御飯はみんなでマクドのハンバーガーです。
それも、お店で食べるのではなく、ご自宅で。

これぞまさに『食卓にマックのハンバーガー』

です。


これにより、冒頭の記事にあった懸念、

・長時間居座る客で満席の店内
・子供たちに味を覚えさせる戦略がとれない

この2つが、このサービスを始めることで解消されることに繋がる・・・ような気がします(^^;


というわけで、この夢のような・・・いえ、貧乏人の私の願望のこのサービス。
本当に実現しないかな~ぁ・・・。

と、妄想は膨らみます。


以上です[わーい(嬉しい顔)]

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家中なんでもパナソニック [ブログ上の空論]

経営再建中の「パナソニック」。
新年早々、相変わらずイメージ先行で、なんだかいまいち何がしたいんだか伝わらないテレビCMが始まりました。

そこで、ブログ上の空論ではお馴染の、余計なお世話シリーズとして、私が考えるパナソニックのCM案を、バッカみたいにつらつら書いてみます。

キャッチフレーズはこの記事のタイトル通り。
とにかく、パナソニックの強みは、頑張れば本当に家中なんでもナショ、じゃなかった、パナソニックにできるというところ。
それを、ドドーンとアピールします。

さらにパナソニックと言えば、絶対的な信頼感あります。
とにかく壊れなく、誰でも安心して使えるというイメージです。
ま、運悪く初期不良を起こしてしまったり、最近のレコーダーの迷走ぶりには目を瞑り、このイメージを利用します。

そして、この二つを結びつけて、パナソニックならではのCM展開をしていきます。

では、駄文スタートです。


安心、信頼、と言えばターゲットは「家族」です。

CMには一つの家族を中心に展開します。
お父さんが犬というダイヤモンドユカイな家族ではなく、ごく普通の家族です。
家族構成は、

お父さん、お母さん

小学生高学年の男の子

小学校低学年の女の子

おじいちゃん、おばあちゃん

です。


1:家族の営みにパナソニック編

まずは、普通の家族の営み、例えばみんなが出かける朝の風景、とか、おやすみ前の風景とか、ごく普通の家族の営みのシーンを何パターンかのテーマに分けて、家族全員が出演する形でCMを作ります。
リビングやキッチン、お風呂場、トイレなどなど、全てのシーンでパナソニック製品を使っているところを表現し、家族みんながパナソニックの家電を使っている、というのを印象付けます。


2:拘りのパナソニック製品編

次に、家族の一人一人が、友人や同僚などに、このパナソニック製品がイイんだよ、とオススメしているものや、欲しいなぁと思っているようなCMを作ります。
私が考えた具体的なCMの内容は次の通りです。


おじいちゃん

公園などでのお散歩友達に「家のテレビはキレイなんだよ。ビエラっていうんだけどね~」
と自慢していて、お友達も「ほうほう」とうなずいている内容。


おばあちゃん

お茶友達の家に行って「食洗器を買ったのよ、昔は洗い物大変だったじゃない、それがあっという間よ、おかげで嫁ともうまくいってますは、オホホホホ」といった内容。


お父さん

同僚に「こないださぁ、子供たちの運動会、カメラマンやらされて大変だったよ。ホラ、俺のとこ二人撮らなきゃならないだろ、もう休む暇もなくて。でも家にあるムービーはいいんだよ、軽くて、しかも手ブレもしないからバンバン撮れたよ」的な内容。


お母さん

電話でお友達にクッキーの作り方を教わりながらオーブンレンジを操作し「えっ、このスイッチを押せばいいの? なに、簡単じゃないのよ、もっと早く作ればよかった、ありがとう」という内容。


男の子

学校で友達に「こないだのテレビ見た? えっ見てないの? だったら家で録画したから見に来なよ、何ならダビングもしてあげるよ」というレコーダーの内容。


女の子

隣の家に住むキレイなお姉さん。たまたま遊びに行ったらナノイーで美顔中。女の子は自分も美顔してキレイになっているのを妄想・・・といった内容。



さて、
上記二本のCMプランのメインテーマは、

『ごく普通の生活のすぐそばに、ごく自然にパナソニックがいますよ』

というものです。

昭和の時代、家電製品は豊かさの象徴でした。
一生懸命働けば、あの家電が買えて、ちょっと生活が良くなる。
そんな夢と希望と現実を結びつけていたのが家電でした。

現在はそうではありません。
家電はどの家庭にも、どんな世帯にも必ずあり、当たり前な存在になってしまっています。
でも、本当は、家電が無かった大変なことになります。
夏場に冷蔵庫が故障して、大変な思いをした人も多い事でしょう。

当たり前な存在だから普段は気にならないけど、実は無くなったら普通の生活を営むことができなくなるほど大切な存在です。
別の言い方をすれば、

「あなたが普通に生活できているのは家電のおかげですよ」

となり、このCMプランでは、普通の家族の生活を通して

「あなたが普通に生活するために、パナソニックがお手伝いしています」

と、表現しようとしています。


ここ何年かの家電のCMは、性能や機能のアピールか、イメージCMが殆どでした。
その家電が、生活の場で、どんな働きをするのかが、殆ど語られていません。
さらに、その家電がある暮らしはどんなものなのかを表現しているものも少なかったと思います。

昭和の時代は、家電が、夢と希望と現実を結びつけていた、と先に書きました。
その頃の家電は、生活の延長線上にあったと思います。
それは現在も変わっていません。
ちゃんと家電は生活の延長線の上にあります。
ですから、大切なのは製品の性能でも機能でも、ましてやイメージでもなく、

「その家電がある暮らしはどのようなものなのか」

の訴求だと思うのです。

昭和の時代なら、夢と希望の生活が現実になる。
現代なら、普通の生活を支えている。
家電製品とは、そのような立場にいるのではないでしょうか。

パナソニックは、たぶんこれがとても伝えやすいメーカーだと思われます。
なぜなら、昭和の時代を支えたこの企業の先人が作った、安心と信頼というイメージがまだ残っているからです。

松下電器産業という社名を捨てるという、もったいないことをやってしまい、だんだんとその頃のイメージは失われつつあります。
そんな中、2014年の年初に始まったテレビCMは、またしてもこのイメージからかけ離れたものです。
こんなCMをやっていては、以前のような輝きを取り戻すことは難しいと思います。

遠回りして、別のこじゃれたメーカーとして再建するというのなら「wonders」でもいいと思います。
でも、以前のような国民的な家電メーカーとして再建するのであれば、原点回帰こそが近道だと私は考えます。


はい、相変わらずも一人よがりの纏まりのない駄長文でした。
ここまで読んだ方、ゴメンナサイ。

以上です[わーい(嬉しい顔)]


レギュラーメニューを選んじゃお(^0^)/ [ブログ上の空論]

マクドナルドの調子がよろしくないようで・・・。

このブログでも何回かマックの経営が上向くようにとの思いを込めて、しょうもない提案をしてきました。

『ビックマックの値下げはしません』
http://blog.so-net.ne.jp/teckeys/2013-09-20


『マックの新メニュー勝手に考えてみる』
http://blog.so-net.ne.jp/teckeys/2013-11-16-1


で、また余計なお世話で、いいこと思いついたので、勝手に提案します。

今のマックの最大の欠点はレギュラーメニューで十分な利益を確保できていないところにあると思います。

そこで、サンリオ方式+AKB方式を導入しましょう、というものです。


サンリオ方式とは、サンリオのお店では全商品の売り上げをランキングにして下位になった商品をすべて新商品にするという方法がとられています。

AKB方式といえば、なんと言っても総選挙でしょう。お客様に誰がセンターにふさわしいか投票で選んでもらうという方法です。


この2つを組み合わせてしまいます。

まず、現在あるレギュラーメニューを固定化します。
そして、シビアに売り上げをランキング化します。
まっ、そんなことはやっているんでしょうけど・・・。

そして下位になった商品、現在の商品数だと2品位でしょうか、それを販売停止にします。
そして、新レギュラーメニューを導入します。

3カ月に1回の割合でこのレギュラーメニューの見直し行います。

ここで大切なのは、投入されるのはレギュラーメニューであるということ。
つまり、次に見直しされる3か月後まではこのレギュラーメニューの販売は続くということになり、売り上げが伸びればそのまま継続されます。

継続的に販売される訳ですから、期間限定商品とは趣旨が大きく異なります。


そうやって3カ月に一度、必ず新しいメニューが加わることで、新鮮さがまします。

しかし、新メニューばかり投入していたら、飽きられてきますし、新商品のネタだって尽きてしまうでしょう。

そこでです。
この方式を導入してから1年後、つまり4回の見直しがされた辺りで、お客様に対してアンケートを実施します。

そう『復活して欲しいレギュラーメニュー総選挙』です。

まぁ、二番煎じなので、このようなキャンペーンをやらないで、コッソリ始めてもいいと思いますが、とにかくお客様に復活して欲しいレギュラーメニューを選んでもらいます。

この時点で、4回の見直しがされている訳ですから、販売停止の商品が8個存在しています。
その中から、復活して欲しい商品を選んでもらいます。

それで一番多かった商品を次の見直しの時に復活させます。
つまり、この時点から、売り上げ下位2商品と、1個の新商品&1個の復活商品を入れ替えるということになります。
販売停止の商品が増えるにつけ、今回は2商品復活、とかやってみると、新商品開発にも余裕が出てくるでしょう。



この方式の導入では利点が3つあります。

1つ目は、3カ月に一度、レギュラーメニューに新商品が加わるということ。
目新しさが演出できます。

2つ目、お客さん自らが復活して欲しい商品を選べるので、商品に愛着が湧きます。
投票したいので、新商品は必ず食べるでしょうし、自分が投票して復活した商品は、絶対に食べに来ると思われます。

そして3つ目。
これはマクドナルドにとって、一番ありがたいことだと思いますが、
復活するときに、価格の変更も行えるというものです。

現在の販売不振の一つの原因に、頻繁な価格の変更があります。
全国いつも同じ価格、というのが客の願いです。
それと真逆のことをマクドナルドは当たり前のようにやっています。
それを改めて欲しい、というのが大前提ですが、それでも価格はその時々で適正に変更したいはずです。

そこで、復活のときを利用しちゃうのです。
復活するときに前回の販売価格ではなく、その時の適正価格を設定します。
当然、利益が出る価格にしましょう。
あるいは強気な価格設定でもいいかもしれません。

なぜなら、前にも書きましたが、復活する商品はお客様の投票で選ばれていますから、必ず投票したお客様は食べにくるはずです。
最悪、強気な価格設定があだとなり売り上げが伸びなかったとしても、そうした商品は自動的に入れ替えされるのだけです。
また投票にかけ、もう一度復活するときがあれば、その時に価格の見直しすればいいので、少しくらいのミスなら許容できてしまいます。


もう一つオマケとしての利点があります。
この状態で、現在のように定期的な期間限定商品の投入も継続できれば、いつもマックは新しいことをしている、というイメージをお客様に植え付けることができます。



さて、このように提案を書いても、現実味がないのでむなしいだけですし、直営店を減らしまくった今の状態で、こんなメンドクサイことを徹底させることは不可能でしょう。

でも、今のマクドナルドの衰退は、このようなお客様の方を向いた経営をしていないというところに大きな原因があると思います。

全国で価格をバラバラにしたり、上げたり下げたり、揚句にはメニューを撤廃したり、小手先だけ変えて新メニューと言ってみたり・・・。
もっとお客様と向き合うためにも、この提案のようなサービスが必要なのだと思います。

マックに対してお客様が求めているのは、モスやフレッシュネスなどの高級志向では絶対ないはずです。
そのことを、ちゃんと念頭に置いて、これからもマックに行くのが楽しくなるようなお店作りをしてください。

私は、この記事を書いていて、すっかりマックのポテトが食べたくなったので、いまから買ってきます[ファーストフード]


以上です[わーい(嬉しい顔)]
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マックの新メニュー勝手に考えてみる [ブログ上の空論]

なんだかデリバリーサービスなんてので、売上が悪いのを補おうとしているマックですが、
飲食業なのですから、やはり商品に魅力がなければダメだと思うんです。

そこで、マック大好きな私が、勝手に思い付きで、マックの新しいメニュー、というか
新サービスというか、とにかく余計なおせっかいで考えちゃいます。

テーマは『なるべく既存の物を使う』です。
新しい調理法や食材を使うと、煩雑になり手間暇がかかってしまいます。
今ある食材をなるべく使い、新しい商品を作ってしまいます。

そんなテーマを前提に、勝手に作った新商品が、コチラです。

【おにぎりマック】

誰ですか? モスバーガーのパクリじゃん、って言ったのは。
その通りです。
でも、ちょっとモスバーガーとはアプローチが違います。

おにぎりマックは、バンズを「おにぎり」に変えてしまうんです。
ただそれだけ。

おにぎりハンバーグ
てりやきおにぎり
ビックおにぎりマック
グラコロおにぎり

などなどなど、具材を挟むのをバンズから「おにぎり」に変更するだけです。

さらに、おにぎりの種類を何個かもうけます。

バター味おにぎり
焼きおにぎり
ガーリックおにぎり、などなど。

お客様に、どれで挟むか選んでもらいましょう。
すると、例えば、ビックマックのバンズをおにぎりに変えるだけで、

ビックバターおにぎりマック
ビック焼きおにぎりマック
ビックガーリックおにぎりマック

と、これだけで、メニューが一気に3つも増えてしまいます。
しかも、味は未体験。
さらに、選べる楽しさが付いていくる\(^o^)/

おにぎりでコストが上がる分、単価アップも、というやらしい部分もクリアできます。
加えて、バンズをおにぎりに変えるだけですから、作業工程も食材もたいして増えません。
新商品を新発売するよりも、圧倒的にコストは低いハズです。

お好みで、別のトッピングも選べるようにしてくれると、ありがたいです。
ツナとか鶏そぼろとか、マックにはないトッピングがあると最高ですね。

当然、おにぎりマックオリジナルメニューもあるといいと思います。
なんといっても生姜焼きおにぎりマック、焼き鮭おにぎりマックなんて、
ベタですが、おいしそうです。



私は、いつでもマックを食べるときはワクワクしてしまいます。
デリバリーサービスもいいですが、お客をワクワクさせる商品づくりを、
これからもやって欲しいと思っています。
なので、こんな無茶な提案をさせていただいたしだいです。

是非、いつまでもワクワクさせてくれるマックでいてください。


以上です[わーい(嬉しい顔)]
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